睡眠がとれず医療保護入院

現在、三人の子育てをしています。そのうち、第三子の出産は悲しい思い出ばかりです。上二人は、里帰り出産で、対応も良かったのですが、第三子は、上の子の小学校の通学もあって、里帰りができす、病院を変えることになりました。その産婦人科とは相性が悪く、病院の時間的な都合によって、無理やりの出産を経験しました。陣痛で、苦しんでいる私に、「母親として失格」などの暴言を吐かれていました。あまりのショックに声もでなくなり、泣きながら出産をしました。赤ちゃんは元気だったので一先ず安心しましたが、その後、私の体調は、出産中の出来事がフラッシュバックするようになり、一睡もできなくなってしまいました。眠れないけれど、三時間おきの授乳は続く…。おむつも寝ぐずりも、上の子のお世話も、全てが降りかかってきました。実家の協力は得られなかったので、家事もこなさなければなりませんでした。産後一か月ほどで、母乳の出が悪くなり、ミルクとの混合のストレスを解消するためにも、ミルクのみに切り替えたことも、子どもに対して申し訳ない気持ちでいっぱいでした。
 
睡眠がとれないのはずっと続いており、頭が混乱を起こし始めました。「自分には超能力がある」と言い出したり、「人が自殺した」と大喜びしたり…。「死ね死ね死ね」と、変な声が聞こえたりしていました。主人を真夜中に起こし、大喧嘩になったこともあります。お互いヘトヘトでした。育児が大変で外出もままならず、助産師さんにも相談できませんでした。実家の両親が、様子がおかしいのに気付き、病院を受診することを薦められましたが、頑なに拒否。病院へ行くだけの元気も残っていなかったのです。そこで、両親は警察に相談をし、その日のうちに保護されました。すぐに、心療内科へ連れていかれました。診断名は「統合失調症」。産後うつはよく聞きますが、出産のショックで心が壊れてしまっていたのです。医療保護という入院形態をとり、出産後初めてゆっくり休めました。治療は、睡眠導入剤の投薬だったのですが、一度眠ったことで、次の日からも眠れるようになったのは本当に助かったと思います。

あれから、3年が経ちました。出産時のトラウマは今では少しずつ和らいできています。睡眠が取れるようになってからは、統合失調症の症状も段々と改善されてきました。子子どもは、一時期児童相談所でお世話になりましたが、今は家庭で元気に生活しています。

出産は命がけです。その分、心を蝕むことがあることを、身をもって体験しました。自分たちだけでは解決できなかったので、周りの方たちに助けを求めることの大切さを実感しています。こんな体験をしましたが、それでも子どもたちはとってもかわいい。私の宝物です!!

イライラする子育ての必勝3か条

子どもを産む前って、無邪気な子どもを見てかわいいな~ってホッコリしたり将来は保母さんや幼稚園の先生になりたいな~と夢を抱いたりしますよね。子どもを厳しく叱っているお母さんがいたら、あんなに怒らなくてもいいのにって悲しい気持ちになってしまったりしますよね。

でも実際子どもを産んだら、今までの価値観はなんだったんだろ?と思うくらい、ほんわかした発想はぶっ飛んでしまって、子どもはかわいくても子育てなるとまったく違った現状が見えて母と子の葛藤が始まりますよね。特に、自分が元気で余裕があるときならそんなに取り乱したりしないのですが、体調が悪かったり、気分が優れなかったときの心の状態は本当に噴火直前で危険極まり無い状態ですよね。

同じ同性だからとお姑にポロッと愚痴をこぼしたら「ダメな母親」レッテルを貼られてしまってさらに自分を追い込んでしまう事になるのは、ママになった人なら誰でもある「あるある」ですよね。

そこで、そんな子育てのイライラをうまく解消できる即効性のある3か条をお教えしたいと思います。

まずは1つ目、子どもの手を握る事です。

手をつなぐというより、自分から手を握るんです。モミモミしてみたり、ぎゅっと握ってみたり、指を1本1本握ってみるのもいいです。すごく怒りに溢れて感情がとめられない時こそ握ります。子ども相手に怒鳴り散らしているときでもしゃべっている途中でもいいので思い出したときにすかさず手を握ります。

そうする事で、肌が触れ合って温かみを感じると心が和む作用があることと、手を握った時に「こんなにこの子の手は小さかったのか」「まだこんなに小さい子どもだったんだ」という事に気づくのです。そうする事によって、母親の気持ちが蘇って気持ちに大きなブレ-キがかかります。

2つ目は一つ目よりさらにグレ-ドアップで子どもを感じる「抱きしめる」です。

怒っているときでも、子どもに近づいてハグします。そうする事によってより体の温かみや鼓動を感じたり、子どもの体の小ささや抱きしめた事で子どもからも愛情のお返しにハグをしてくると思うのですが、その無償の愛に気づく事ができると思います。こんなに怒っている自分でも抱きしめてくれる、愛してくれると感じると怒りなどどこかに吹っ飛んでしまいます。

3つ目は、少し距離をとる意味で「別に部屋に移動する」のです。

こうする事によって感情の高ぶりなんかも一人になる事で急に沈下します。リラックスできているということだと思います。子どもも親と離れることでさびしい気持ちになり、また違う感情に変化します。

この3か条は即効性のあるものばかりですので、子育てでイライラしてきたと思ったときに
ぜひやってみてください。

私の子育てのイライラを解消する方法~赤ちゃん時代・小学校時代~

赤ちゃんが生まれて、この世の最高の瞬間の一つだと感じるのもつかの間、子育てというのは、赤ちゃんが誕生したその時から、イライラとの共存を余儀なくされますよね。私の長男は、睡眠時間が本当に、短くて、起きている時は泣いていて、いつも不機嫌でした。それでも、抱っこ紐でおんぶしながら、家事をするとおとなしくなったので、いつも背中に長男をくくりつけて、家事をしなければなりませんでした。

しかし、長男は、通常よりも大きな子だったので、何時間も長男をおんぶするというのは、至難の業であり、本当はやりたいことがあっても、おんぶしたままでは、できないということもあり、なかなか、一日を自分の思ったように過ごせず、イライラしたものです。

そんな私のイライラ解消は、車でドライブしながら、大声で歌を歌うでした。

長男がおんぶの他に黙っていられるのは、カーシートの中で外の景色を見るということでした。車の振動が気持ちよいのか、車の中では、寝入ることも多く、私が曲を聞きながら、大きな声で歌っていても、起きずにすやすやと寝入っていることが多かったです。長男は寝てくれるし、私は大きな声で歌を歌って気分転換ができるし、車でのドライブは最高でした。

赤ちゃん時代のいつもママと一緒という時代が過ぎても、母親のストレスはまだまだ続きます。子供が学校に行く時間が近づいているのに、なかなか起きてこなかったり、朝ごはんを食べたがらなかったり、前の晩に学校の準備をしておきないさいと言ったのに、朝の時間がない時にごそごそと準備したりなどということがあると、母親のイライラは、絶頂に達します。

そして、子供が学校に行った後に、体操着や笛などの忘れ物を発見した時には、大きなため息がでてしまいます。

子供達が毎日の生活の中で、決められている事を守れていない時に、何度も同じことをいうのは、本当に、母親のストレスになると実感しています。そんなイライラ気分を解消するのに、私は、運動を利用しています。

まずは、モムチャンダイエットなどで、美のカリスマを見て、運動すると、こんな体型になれるかもしれないという期待でウキウキ気分をとりもどします。そして、次は、格闘エクササイズで、パンチやキック、ジャブをして、普段抱えている子育てのイライラを発散させます。

最後のエクササイズのしめは、ヨガです。ヨガの深い呼吸法をすることで、怒りやストレス、イライラした気持ちを落ちつかせ、また、子供が学校から帰ってきたら、にっこりスマイルで、「お帰り」と言える母に戻ります。

あちこち痛い産後の身体

私は産後に身体のあちこちが痛んで、本当に辛かったです。私が小さい方なのに、子どもは何故か大きく育ってしまって、日常的にあぐらをかくなど会陰が柔らかくなるように気をつけていたにも関わらず結局会陰切開するはめになってしまいました。会陰切開後の傷はしばらくズキズキと痛みました。排尿の時にしみることもあったので、トイレに行くのが本当に億劫でした。トイレを我慢したせいで、膀胱炎のようになってしまってさらに辛い思いをしたこともあります。

他にも、妊娠前からあった偏頭痛が悪化してとても困りました。妊娠初期を除けば妊娠中はそれほど頭痛はひどくなかったのですが、産後は妊娠前よりもひどくなってしまいました。出産による骨盤の歪みや、授乳による脱水気味であることが原因らしいのですが、ただでさえ授乳で寝不足の身体に頭痛が続くのは辛かったです。授乳中でも飲んで良いと言われた頭痛薬はあるのですが、やっぱり赤ちゃんのことを考えるとなるべく飲みたくないし、そもそも私の偏頭痛にはその薬はあまり効果はありませんでした。妊娠前であればマッサージに行ったり、ゆっくり湯船につかって凝りをほぐしておくとある程度予防できたのですが、産後にそのような時間は取れないので頭痛と戦いながら過ごしていました。頭痛がひどいと吐き気もするので、ろくに食事も摂れない日も少なくなく、栄養失調気味になっていたと思います。体重はみるみる落ちて見るからに不健康そうな状態となってしまい、子供に本当に申し訳なく思っていました。

妊娠後期から悪化した腰痛ですが、産後も続きました。妊娠中はお腹が大きくなるにつれて仰け反るような体勢になってしまうため、腰に負担がかかって腰痛となっていたのですが、今度は赤ちゃんを抱っこし続けることによって負担がかかります。ベビーバスを使った沐浴も体勢的に負担がかかるようです。うちの子供は抱っこしていないとなかなか眠らないタイプだったので、1日に何時間も抱っこしていました。やっと子供が寝たので自分も寝ようと思ったら、腰が痛くてなかなか眠れず、そうこうしているうちに子供が起きてしまうという日々でした。妊娠中からもっと腰を気遣っておけばよかったと後悔しました。

正社員からまさかの降格の上、解雇されました

妊娠前、私は正社員で働いており、次席と呼ばれる副店長の役職でした。

しかし、妊娠が分かって会社に報告したところ、突然正社員からアルバイトに降格されてしまい、給料が大幅に減額されました。
妊娠報告後は重い物などを持たなくても良いようにしてもらえた等気遣ってはもらえたのは助かりましたが、明らかに他のアルバイトスタッフより仕事量は多かったです。

仕事量がある分、他のアルバイトスタッフより時給面で少し優遇してもらえていればまだ納得できましたが、時給は他のアルバイトスタッフと変わらず横並びでした。

結局、アルバイトに降格になっても副店長としての仕事量は全くと言っていいほど変わらず、残業で1人店舗に残らざるを得ない日や、1人出勤の日なども変わらずありました。妊娠したことが何か悪い事をした懲罰かのようなこの待遇は非常に残念でした。

また、店長は妻子がおり理解があったので気遣ってもらえましたが、他の社員にはやっかいだというようにあからさまに嫌な顔をしたり、ヒソヒソと陰口を言われたりしたのが辛かったです。

その後、結局無理が祟って切迫流産で入院となってしまい、診断書を取って入院しましたが、流産してしまいました。流産後、手術と安静期間があったので、三週間休んだ後、病院から安静を解いて良いと許可が出たので会社に連絡を入れると、人を補充したからもう来なくて良いと言われてしまいました。私は復帰を希望しましたが、結局聞き入れてもらえないまま解雇されました。

お腹の子供も仕事も一気に失い、本当に悔しい気持ちでいっぱいでした。

会社側としては妊娠中の女性を使いにくいのは私も副店長をやっていた立場上はわからなくもないですが、不当な降格による給料のカットがあり、仕事量だけはそのままだなんてとんでもない事です。

誰もが母親の妊娠によって生まれて来た筈なのに、妊娠中の女性をやっかい者のように扱ったり、嫌がらせをしたりするなんてどういう神経をしているのだろうと思わずにいられません。マタハラはいけないという風潮はありますが、まだまだ対策や制度による規制が甘いので泣き寝入りするしかなく、企業側がやりたい放題になっているのが非常に残念です。

子育てのイライラを解消する方法

子育て中のお母さんも人間です。どんなに我が子が可愛くたって、子育てする中でストレスは溜まり、イライラしてしまう事だってありますよね。そんな子育てのイライラを解消する方法のお話をしていきたいと思います。

まず、お父さんが子育てに協力的ではなく、それについてイライラしてしまう場合の解消法です。お父さんが育児に協力的でない場合、お母さんに負担がかかるばかりになってしまいますよね。そんな時は思い切って、ご実家や、もし可能なら義実家にお子さんを預けてみましょう。

預ける事に気が引けてしまったり、気を遣ってしまったりしてしまうかもしれません。ですが、ストレスを抱え続けながら育児をする事は、お子さんにも良くありませんよね。なので、お子さんを預けて、お母さんは自分の時間を作ってみましょう。

そうして子育てから少しだけでも離れる事が出来れば、育児のストレスは解消されて行くのではないでしょうか。

次に、お子さんがグズって泣き止まない時のイライラの解消法です。小さい子供は泣く事が仕事だと言われていますが、毎日子供の泣き声を聞いていると、ついイライラしてしまって、我が子を怒鳴ってしまいそうになってしまう事もあると思います。

ですが、怒鳴っても仕方がないとイライラを押し殺してしまいがちですよね。そんな時には一度、お母さんはお子さんの居る部屋から離れてしまいましょう。勿論、お子さんがいる部屋が安全だという事を確認した上、お母さんは別室に移動してしまいましょう。

そうして、一旦お子さんとは別の空間に移動することで、冷静になれる場合があります。冷静になれたら、イライラも解消されます。この時、お子さんを一人で部屋に置いておくことに抵抗のあるお母さんもいらっしゃると思います。

ですが、同じ屋根の下だからと考えて少しだけでも離れてみてください。そうしてみることで、お母さんはイライラを解消することができ、子供への接し方も柔らかいものになっていきます。その柔らかな子供への接し方は毎日のちょっとしたイライラをも軽減させる事ができるのではないでしょうか。

子供は親が思っている以上に、親の顔色や接し方を伺っているものです。愛する我が子を不安にさせないためにも、お母さんはどんどんストレスを解消しましょう。

以前働いている会社で女子社員達から毎日嫌味を言われていました

妊娠がわかってから、つわりや体のだるさで体調が思わしくない日が多くなり、仕事も残業などをせずに定時で帰っていたり、出張などをほかの人に変わってもらっていました。私の部署には女子社員も結構いて、その中でも結婚して出産を経験している人も複数いました。妊娠、出産しても、その先輩たちが普通に仕事に復帰して、バリバリと働いているのを見ていましたので、自分も妊娠、出産をした後でもごく普通に仕事を続けられるものだと考えていました。

しかし、私の妊娠で仕事がはかどらなくなると、明らかに私に聞こえる声で陰口を言われるようになりました。

「妊娠しているからって、休めていいね」や、「妊娠って、病気じゃないんでしょ。まだおなかも大きくなってないのに、どうしてそんなに疲れるのよ」などは、もう日常茶飯事で言われていました。

さらに、出産して子供がいる女性上司からは、「私は妊娠していた時だって、みんなと同じように仕事ができた。あなたのようにサボったりしなかった」などと言われました。

要するに、その女性上司は、自分が妊娠出産している最中でも、ほかの人に迷惑をかけなかった、自分の仕事をほかの人に変わってもらったりなどしなかったというわけです。妊娠に伴う体の変化や体調は、人それぞれ個人差がとても大きくて、私はとても体調が悪いのだといくら説明してもわかってもらえませんでした。

わかってくれるどころか、逆に、言い訳ばかりしていると言われ、本当に悲しい悔しい思いをしました。今の時代、女性の出産や育児に対して理解のない会社などあり得ないと感じたので、出産を機に、思い切って退職しました。出産後に職場復帰したところで、もっとひどいことになるだろうと、簡単に予測できたからです。まだ結婚しない女性社員から、妬みの意味を込めて、嫌味や文句を言われるのならまだしも、結婚して家庭を持ち、出産して母親になっている女性上司から、自分の妊娠出産の時の状態などと違うからといって、愚痴を言われたことに、本当にがっかりしました。

妊娠してホルモンバランスがくずれ、体調も悪く、ただでさえ気持ちの変化をおこしやすい時期に、周りの理解がないということは、心からつらいものだと実感しました。

ブログで育児日記を付ける

私は現在、2歳の息子を育児しています。我が子は本当に本当に可愛いのですが、可愛いがあまりイライラしてしまうことがよくあります。

また2歳はいわゆるイヤイヤ期で、育児の大変さがどんどん増してきているような…。赤ちゃんの頃も確かに大変ですが、ちょこちょこ歩き出して少し話せるようになると、もうイライラが止まらない事態があります。

一番イライラしてしまうのは家事をしているときです。リビングで一人で遊んでいるのを確認し、私が洗濯や食事の支度をしようと立ち上がると途端にワーッと泣き出します。近くにいてほしいという思いからなのかもしれませんが、とにかく私が何かをしようとすると泣き叫んだり、ひどいときはおもちゃを私に投げつけてくることも…。おもちゃを投げられたとき、私もプチっと切れてしまい「怪我するから投げないで!」と怒鳴りました。

2歳ですから会話が成立しないことは理解していますが、こういうのが毎日のようにあるといくら母親だからと言ってもストレスで参ってしまいます。

そんなストレスをママ友に相談したら、「育児日記をブログで書くと案外すっきりするよ」と言われました。イライラしてしまうことをまずは溜め込まずに書くことで吐き出す方法。私は素直に育児ブログを書いてみました。

息子の言動で可愛いと思うこと、でもイライラしてしまうことを書いていくうちに、確かに書いて誰かが読んでくれているかもしれないと思うと少しスッキリしてきました。しばらく続けていたら、同じ境遇で悩んでいるママからのコメントがついて「私だけじゃないんだ」という安心感や、アドバイスも得られるように…。

何より書くことで自分の言動も客観的に捉えられるようになり、「これは息子をきちんと叱るとこだ」「こんなことで私はイライラして息子に悪いことしたな」とか冷静に見られるようになったんです。

育児において一番のストレスは子供と二人の空間を強いられ、視野が狭くなってしまうことなんだと思いました。だから些細なことでもイライラしてしまう。叱るとイライラをぶつけるのは全然違うのに、自分でそのボーダーラインが見えなくなっていたと思います。そして話を聞いてもらい、共感やアドバイスを貰えるブログなら空いた時間に出来るのですごくオススメです。

私が受けた女性が多い職場ならではのマタハラ体験

私は以前、工場で簡単な部品の検査の仕事をしていました。そこは、従業員の9割が女性のパートで占めていて、休憩時間はお菓子の交換があったり家庭の愚痴を言い合ったりと、おしゃべりの話題には事欠かない、騒がしくも楽しい職場でした。

ところが、私の結婚妊娠を機に、そんな和気あいあいとした雰囲気は一転してしまいました。

私はまず妊娠がわかった時に、直属の上司に相談しました。というのも、その現場は立ち仕事で勤務時間が不規則なうえ夜勤もあり、具合が悪くなったときに迷惑をかけると判断したからです。

その結果、上司はすぐに私を昼間のみの勤務に変更してくれました。そして、ありがたいことに私用に椅子を用意してくれました。

それからしばらくして、陰口が始まりました。休憩時間にはコソコソした会話の中に「できちゃった」「予定日」「排卵」といった単語が聞き取れ、「あぁ、私のことを話しているんだな」と、すぐに理解できました。そしてその後に大きな声で「いやーだ!ギャハハハ!」と、品のない笑い声…私は、耐え切れずに休憩室を出て、廊下に一人でで座り込んでいました。しかし、次第に陰口は大声になり、廊下まで聞こえて来るようになりました。その内容は、「○月○日に病院でわかったんだから、あの頃に仕込んだ」「高齢出産だから(当時私は32歳でした)ダウン症の子が生まれるんじゃないか」「あの人はお尻が小さいから下からは産めないだろう、帝王切開に違いない」という下世話な噂話でした。

やがて、陰口は直接攻撃に変わりました。椅子に座っている私に「楽が出来ていいわねぇ、私たちが若い頃は妊娠しても畑仕事をさせられたもんだよ!何人こどもを流産したか数えられない」と大声で言われ、悪阻がひどくて早退を申し出ると「妊娠は病気じゃないんだ!そんな理由で早退なんてありえない!」としかられました。

私のフォローのために新たに入ってくれていた人に「あなたがいるからあの人はいらないわぁ!でもあなたは妊娠しないでね!妊娠するなら、仕事やめてからにしてね」といっていたのを聞いた時は、怒りやよりもむしろ悲しみしかありませんでした。妊娠することはそんなに悪いことなのか…と、思い詰めました。

あまりのひどさに毎日に泣き言を言う私を見かねて、主人は退職を勧めました。このままではストレスで精神を病んでしまうのではないかという恐怖もあって、結局私は妊娠中期で退職しました。ただでさえ妊娠中で不安定なメンタルのところに、精神攻撃はかなり堪えました。

私のマタハラ体験記

現在30代前半女性です。私がマタハラを受けたのは、20代中頃のことでした。当時私は、4年制大学を卒業し、一般企業に勤務していました。世間からも割と知名度の高い、大企業だったと思います。私が所属していたのは、ある支店の営業職でした。また、私がいた支店は、男性と女性半々ずつの人数だったのですが、男女別々のグループで営業活動を行っていたため、男性とはあまり接点がなく、唯一接点がある男性は上司の課長と支店長程度でした。なので、ほぼ毎日女性社会の中で働いていました。

私が妊娠発覚したのは入社5年目のとことでした。妊娠5週目でした。私は元々妊娠を望んでいたので大変喜びました。また、働くこと自体は好きだったので、妊娠、出産しても、産休、育休をとって会社は続けようと思っていました。ところが妊娠8週目、事件は起こりました。私はその日、会社帰りに婦人課へ検診へ行く日でした。病院へ到着し、再尿していたところ、突然血のかたまりが出ました。私は大変驚き、医師に報告したところ、診断結果は切迫流産で、自宅で絶対安静とのことでした。私は大変驚き、急いで会社の上司である課長に連絡しました。課長は支店長とすぐ相談してくださり、そこから私は会社を休職させて頂くことになりました。今思えば、これが私のマタハラの原因となったのだと思います。今までも、私の支店で妊娠した方はいらっしゃったのですが、今までの方は幸運にも、妊娠中のトラブルがなかったようで、普通通り会社へ来て、営業職を通常通り行っていました。突然休職した私は、不在の間、誰かに引き継ぎ業務も頼まなくてはならず、今まで通り営業もできないことから、支店にいる女性達のお荷物になってしまったのだと思います。

私が会社に復帰できたのは、休職から1ヶ月半程経った頃でした。血も止まり、医師から安静解除の指示も出たため会社へ行きました。女性社員達は皆「大丈夫ですか」と声をかけてくれました。中には本当に心配してくれている女性もいたかもしれませんが、女性リーダーが最も私に冷たく接してきました。「○○さんは妊娠大変そうだから、朝の会議出なくていいから」や「飲み会とかも誘わないから」「でも営業の数字はきちんとやってね」など言われました。私は大丈夫ですと言ったのですが「あなたが飲み会とか来ると私たちもまた突然妊娠のトラブルとかあったらどうしようとか思うじゃない?」と邪魔者扱いされました。リーダーがそのような態度だったからか、他の女性社員からものけ者にされるようになり、どんどんと会社での居場所がなくなってしまいました。

結局私は、続けようと思っていた会社を退職しました。そのリーダーの女性は、妊娠出産してもずっとここで働くと豪語しており、私がもし産後復帰しても、ずっとこの人と一緒だと良い仕事環境ではないと思ったからです。現在私は新しい職場で快適に働いています。妊娠という女性特有の状況を、同じ女性に理解してもらえず、マタハラを受けたことを大変残念に思います。