23 Apr 2015
妊娠前、私は正社員で働いており、次席と呼ばれる副店長の役職でした。
しかし、妊娠が分かって会社に報告したところ、突然正社員からアルバイトに降格されてしまい、給料が大幅に減額されました。
妊娠報告後は重い物などを持たなくても良いようにしてもらえた等気遣ってはもらえたのは助かりましたが、明らかに他のアルバイトスタッフより仕事量は多かったです。
仕事量がある分、他のアルバイトスタッフより時給面で少し優遇してもらえていればまだ納得できましたが、時給は他のアルバイトスタッフと変わらず横並びでした。
結局、アルバイトに降格になっても副店長としての仕事量は全くと言っていいほど変わらず、残業で1人店舗に残らざるを得ない日や、1人出勤の日なども変わらずありました。妊娠したことが何か悪い事をした懲罰かのようなこの待遇は非常に残念でした。
また、店長は妻子がおり理解があったので気遣ってもらえましたが、他の社員にはやっかいだというようにあからさまに嫌な顔をしたり、ヒソヒソと陰口を言われたりしたのが辛かったです。
その後、結局無理が祟って切迫流産で入院となってしまい、診断書を取って入院しましたが、流産してしまいました。流産後、手術と安静期間があったので、三週間休んだ後、病院から安静を解いて良いと許可が出たので会社に連絡を入れると、人を補充したからもう来なくて良いと言われてしまいました。私は復帰を希望しましたが、結局聞き入れてもらえないまま解雇されました。
お腹の子供も仕事も一気に失い、本当に悔しい気持ちでいっぱいでした。
会社側としては妊娠中の女性を使いにくいのは私も副店長をやっていた立場上はわからなくもないですが、不当な降格による給料のカットがあり、仕事量だけはそのままだなんてとんでもない事です。
誰もが母親の妊娠によって生まれて来た筈なのに、妊娠中の女性をやっかい者のように扱ったり、嫌がらせをしたりするなんてどういう神経をしているのだろうと思わずにいられません。マタハラはいけないという風潮はありますが、まだまだ対策や制度による規制が甘いので泣き寝入りするしかなく、企業側がやりたい放題になっているのが非常に残念です。
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